水・・・命の源。潤い、育み、恵み、癒し、安らぎの元。
風と共にやってくる海からの水蒸気が山の斜面に沿って上昇し水滴となり島に水を与えてくれます。ハワイ島は大きな島で高い山があるので水資源が豊かです。水が豊富なところを中心に栄えた昔のハワイを偲びながら、水の侵食による自然の彫刻美を楽しみます。
>> ワイピオ渓谷
4時間ぐらい歩きながら地形や植物などを観察します。
>> ポロル渓谷
1時間半ぐらい歩きながら地形や植物などを観察します。。
>> アカカ・フォールズ州立公園
1時間ぐらい歩きながら地形や植物などを観察します。
>> レインボウ・フォールズ州立公園
少しだけ歩いて地形や植物などを観察します。
以上の渓谷や滝の周辺で観察する植物の多くは外来種です。昔から人が住んでいたり、人が訪れていた場所なので、元々ハワイにあった植物は崖の縁や海にわずかに残っているぐらいで、原生林は全く残っていません。ワオ・カナカ(wao kanaka)、人間の領域です。ワオ・アクア(wao akua)、神の領域で自然を体験されたい場合は、野鳥観察、植物観察、火山探検、高地登山のページをご覧下さい。
ワイピオ渓谷について
ハワイ島で一番古い山コハラの北部から東部にかけて、そしてマウナケアの北東部からヒロに向かっての土地は、貿易風のおかけで渓谷が沢山あます。特にコハラの渓谷はハワイ島では最大のものです。ワイピオ渓谷が最も代表的です。
他の地方で水不足になっても、ワイピオ渓谷は潤っていたそうです。生活の場としてとても重要な場所でした。地位の高いアリイ(王族)たちが住んでいたところです。
ワイピオ渓谷には、今でもタロイモ畑があります。父なる天・ワケアと母なる大地・パパの間に誕生した子供は、生まれてまもなく死んでしまいましたが、その子の体から芽生えてきたのがタロイモだといます。次に誕生した子供が先住民の先祖だといいます。タロイモと人間との縁は深いです。
ハワイ語で水のことを ワイ(wai)と呼びます。ハワイの文化と水は切り離すことができません。水の存在するところで人々の営みがありました。
水の重要さが言葉に反映しています。ハワイ語で繁栄、富、財産はワイワイ(waiwai)、法律や規則のことは(Kkanawai)といいます。
ワイを含む地名もたくさんあります。
ワイメア(Waimea)赤茶けた水
ハワイ島のワイメアには赤茶けた土が沢山あります。雨がよく降ると水が赤茶けたのでしょうか。
ワイコロア(Waikoloa)
カモの水、池などにカモがいたのでしょうか。オアフ島のワコーロアと同じで遠くへ引く水なのでしょうか。
カワイハエ(Kawaihae)
山側の雨が少ないと、この土地は水不足になり、争いや戦いを引き起こしたのでしょういか。
ワイオーヒヌ(Waiohinu)
輝く水、その土地の潤いを表現しています。
ワイピオ(Waipio)
曲がった水。曲がりくねって流れる水という意味であり、海からの風が山に当たり上昇し、雨が降り、川が流れ海へと流れ込んでいき、同じことが繰り返されます。その循環のことも意味していると教わりました。
この循環が損なわれると良くないです。山側の森林を伐採してしまうと、渓谷へ流れてくる水が減少します。山側での農業のために用水路で水の流れが変えられていたりして、渓谷への水が塞き止められているところもあります。外来の植物の繁殖により水の流れが悪くなっているところもあります。タロイモ栽培では、清い水が流れていないといけません。タロイモ畑や川に住む生き物達にとっても、清い水は大切です。
地面に浸透していく水は、島の下で海水に浮かぶように溜まっています。泉となって湧き出してるところもあります。
地下に溜まっている水は、現在生活用水として利用している水です。 見えるところにある水も、見えないところにある水も、大切なカワイオラ(Ka waiola)・・・命の水です。
ワイピオ渓谷は昔から人々の生活の場として利用されたところです。今はひっそりとしているワイピオ渓谷は、西洋文化の影響を受けるまでは何千人もの人が住んでいたそうです。
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